

|
|
||||
| 監 督:ポール・W.Sアンダーソン | ||||
| 出 演:サナ・レイサン、ラウル・ボヴィ、ランス・ヘンリクセン | ||||
| エイリアンとプレデターが対決する。それはまるでK1かプライドのリングでヒクソン・グレーシーとマイク・タイソンが対戦するのを観るぐらいに(この二人は対戦してはいない)ワクワクしました。しかし観終わった正直な感想は「フレディVSジェイソン」よりは迫力はあったかなというレベル。1作目のエイリアンとプレデターから受けたインパクトに比べたら残念ながら期待はずれと言ったほうがいいかもしれない。対決シーンはそれなりに迫力はあったが、エイリアンとプレデターの遭遇するシーンはもうひとひねり欲しい。「続編がありますよ」的なメッセージを残すラストシーンは「今さら」って感じですね。 いやー、それにしても久々に長いエンディングロールでした。 |
||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督:ブラッド・バード | ||||
| さすが『モンスターズ・インク』『ファイティング・ニモ』を世に出したディズニー映画さんですね。いやー、これは子供だけに楽しませるのはもったいない。大人も十分に楽しめるCGアニメ作品なのです。 この作品を観てあらためで感じたことはアニメでありながら実写に極めて近いリアル感がある。それでいてアクションシーンの壮大さは実写ではとても再現できないほどのド迫力なのです。 ストーリーの面白さ、スピード感は言うまでのなく、登場するキャラクター(ヒーローたち)も個性的なのです。 観終わってすぐに続編が楽しみになっています。 |
||||
|
|
||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督:ボビー・ファレリー&ピーター・ファレリー | ||||
| 出 演:マット・デイモン、グレッグ・キニア、エヴァ・メンデス | ||||
| タイトル(邦題)のとおり、ふたりにクギづけになっちゃいました。 結合双生児という難しいテーマにあえて挑戦。しかもしっかりと笑えるコメディ作品に仕上げた監督のファレリー兄弟に拍手。そして、生まれながらにして腰の部分が結合された双児のボブとウォル役のマット・デイモンとグレッグ・キニアのぴたりと息の合った演技にも拍手。この映画は間違いなくふたりの俳優の魅力がたっぷりとつまった作品と言えるでしょう。また、ローリング・ストーンズ、ギルバート・オサリバン、ジミ・ヘンドリックスといった挿入曲の選曲もセンスがいい。中でもアンディ・ウイリアムズの歌うムーン・ムーンリバーが流れるシーンには涙がちょちょぎれた。 |
||||
|
|
||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督:廣木隆一 | ||||
| 出 演:安藤希、田口トモロヲ、村上淳、大杉漣 | ||||
| 今回はちょっと辛口になります。 歳をとっていくことへの不安と、大人の女になることへの好奇心に揺れ動く一人の少女。そんな彼女が17歳の誕生日に決意する。若い自分の肉体の証を残すために3人の中年男たちと1年間限定の愛人契約を結ぶ。 物語はその少女と男たちとの奇妙な3人の男たち関係を通して少女が成長していく姿を描いている・・・。 だが、この作品を観る限りスクリーンからはそのテーマがイマイチ伝わってこない・・・残念。 出演する俳優のみなさんが必要以上に力み過ぎているような気がします。主役の“華子”には華が感じられず、どことなくや地味な印象を受けました。 少女の裸体シーンはなんで胸を隠すのでしょうか。きっと裸を見せられない何か理由があったのでしょうね。それもマイナス要素な気がします。 個性的な作品に数多く出演なさっている田口トモロヲさんはきっと良い俳優さんなんでしょうけどね・・・?!大口広司さんの演技は自然で良かった。 |
||||
|
|
||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督:ゲーリー・マーシャル | ||||
| 出 演:アン・ハサウェイ、ジュリー・アンドリュース | ||||
| この映画を観た女性のみなさんは誰もが「こんなプリンセスならなってみたい」と思うんじゃないでしょうか。 物語の舞台はヨーロッパにあるジェノヴィアというまるでおとぎ話から飛び出てきたような平和で美しい王国(架空の国)。サンフランシスコの大学を卒業したプリンセス・ミア(アン・ハサウェイ)は21歳の誕生日を迎えると同時にこの国の女王の王位を継承することになった。ところがジェノヴィアに戻って来たミアの前には意外な展開が待っていた・・・。 ミア役のアン・ハサウェイは笑顔がかわいくてとてもキュート。プリンセス役にはぴったりな女優さん。なによりも久しぶりにお目にかかったジュリー・アンドリュースさん(女王役)が「メリー・ポピンズ」「サウンドオブミュージック」の頃よりも一段と気品が増してお美しくなっていること。 往年のジュリーファンにとっては映画の中で彼女の歌声が聞けるというだけでも必見の価値はありそうだ。 |
||||
|
|
||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督:イム・チャンサン | ||||
| 出 演:ソン・ガンボ、ムン・ソリ | ||||
| 町でごく普通の理髪店を営むソン・ハンモ(ソン・ガンボ)はたまたま店が大統領官邸があったということから大統領の理髪師を依頼される。1960年代〜70年代の韓国は政治的に激動の時代を迎えていた。だが、政治とはまったく無縁の理髪師はただ黙々と大統領の髪を切り続る・・・。 小心者の主人公(理髪師)を演じたソン・ガンボのコミカルで味のある演技はとても見ごたえがあり好感が持てる。この時代の韓国と日本の文化が比較できるのもおもしろい。韓国映画でもけっこう政治的なことを自由に表現できるのですね。 |
||||
|
|
||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督:ウォン・カ−ウアイ | ||||
| 出 演:トニー・レオン、木村拓哉、コン・リー | ||||
| まったく事前の情報がなかったので勝手に近未来のSFアクション映画と思い込んで観たのですが、まったく違ってました。 ちょっとひねった恋愛映画。香港映画ではときどきフランス映画のテーストを取り入れた作品があるように思われますが、この映画でも監督が意識して作ったかどうかは分かりませんが音楽や映像全体の雰囲気にフランス映画風のテーストを感じました。 キムタクはと言うと・・・う〜ん、悪くないと言うか、評価するほどの見せ場がないのでなんとも。キムタクファンにとってはちょっと物足りない気がします。ただし、キムタクは大画面のアップに耐えられるルックスであることは間違いない。 |
||||
|
|
||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督:ケヴィン・マクドナルト | ||||
| 出 演:ブレンダ・マッキー、二クラス・アーロン、ジョー・シンプソン、 サイモン・イエーツ |
||||
| 世界中でベストセラーを記録したノンフィクション文学「死のクレパス アンデス氷壁の遭難」(ジョー・シンプソン著)の完全映画化。 世界の一流の登山家たちの間でも登頂が困難とされてきたアンデス山脈の最高峰シウラ・グランデ峰(6600メート)の南壁に挑んだ二人のクライマー(ジョー・シンプソン、サイモン・イエーツ )の物語。 実際に登頂した二人のインタビューと俳優が演じる再現シーンとのカットバックでストーリーは展開する。生と死を背中合わせにした過酷な山との戦い。極限状態に追い込まれた時の人間の複雑な心理状態をブレンダ・マッキー、二クラス・アロンという二人の俳優が見事に演じている。その迫真の演技と大画面から伝わる迫力の映像はまるでドキュメンタリーではないかと錯覚するほど。 これだけの迫力ある映像をカメラに収めたカメラマンにも拍手を送りたい。 |
||||
|
|
||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督:テリー・ツワイゴフ | ||||
| 出 演:ビリー・ボブ・ソーントン、トニー・コックス、ローレン・グレア | ||||
| 日本でもクリスマスの時期になるとあちこちで俄かサンタたちに遭遇する。そのサンタたちは子供だけでなく大人にまでニコニコと愛想を振りまく。だが、その扮装の下にはそれぞれの素顔が隠されている。 この映画の主人公、ウイリー(ビリー・ボブ・ソーントン)は飲んだくれの女好き。口から飛び出すのは卑猥で下品な言葉ばかり。しかもこの男、昼間はデパートの雇われサンタ、夜はデパートの金庫を狙う泥棒というまさに゛バッドサンタ゛なのだ。そんな下品極まりないウイリーが?を慕うデブでいじめられっ子のキッド(フレッド・ケリー)との奇妙な同居生活の中で少しずつ変わり始める・・・・・。 ことあるごとにウイリーはキッドに汚い言葉を浴びせるが、それを意に介さないキッド。この二人の言葉のキャッチボールがユーモラスで面白い。キッド役のフレッド・ケリーはとても自然で良い味を出している。なんと年令は8歳というから驚きだ。もちろん主演のビリー・ボブ・ソーントンは、どうしようもないけどちょっぴりセンチで優しい一面を持つウイリーというキャラを見事に演じている。 90分という長さの中でよくまとめ上げられた作品だと思う。 ※一つ解せないのは、何度も大金を盗んでいる割には優雅な生活を送った形跡がまったくないのはなぜだろう。 |
||||
|
|
||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督:アラステア・ファザーギル、アンディ・バイヤット | ||||
| ロケ地は200ケ所、延べ7年の歳月を要して制作したというドキュメンタリー大作。 海の生き物にカメラが大接近し、その生態と自然界の厳しさを見事にとらえている。 よくまあこれほどドアップで撮影ができたものだと感心させられた。とくにシャチがアザラシの子供を襲うシーンはかなりショッキング。一方、砂浜に穴を掘るカニたちの動きがとてもコミカル。 全体的には迫力があり音楽も良かった。 |
||||
|
(2003年) |
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督:フランク・コラチ | ||||
| 出 演:ジャッキー・チェン、スティーブ・クーガン、アーノルド・シュワルツェネッガー | ||||
| ご存知、19世紀のSF作家、ジュール・ベルヌの「八十日間世界一周」をベースにしたアドベンチャー映画。120億円の巨費を投じ、キャストもイギリスのコメディ俳優スティーブ・クーガン、フランスのセシル・ド・フランス、ジャッキーチェン、アーノルド・シュワルツェネッガー、ジム・プロードベント、キャシー・ベイツといった豪華キャストが顔をそろえた超大作。 子供の頃に観たデビット・ニーブン主演の「八十日間世界一周」をイメージし、大いに期待して観たのだが正直言って少々がっかりさせられた。あのファンタジーとロマンにあふれたオリジナル作品を越える映画を作るのは難しいのだろうか。ア〜、かの“兼高かおる世界の旅”でも使われたビクター・ヤングの名曲『Around the World』が頭をかけ巡る。 ストーリー全体の狂言まわし的な役割を演じているのがジャッキー・チェン。彼が出てくるとどの映画も同じような雰囲気になってしまう。 この映画、総制作費に120億円もかけているそうだが、どこにそれほどのお金がかかっているのだろうか。出演者のギャラが高いのか・・・つまり、それほどスペクタクルな感じを受けない作品だったということだ。 |
||||
|
|
||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督:イ・ジョンウク | ||||
| 出 演:チャン・ジニョン、パク・ヘイル | ||||
| 大学に入学したばかりのイナ(パク・ヘイル)は通学の電車の中で、一人の女性ヒジェ(チャン・ジニョン)に一目惚れする。大学の歴史研究会に入ったイナはそこでヒジェと再会。じつは彼女は同じ大学の先輩でそのサークルの会長だった。イナは一方的に彼女に思いを寄せるが、彼女には恋人がいた。その後、別々な人生を歩む二人だが、7年後にある出来事がきっかけで再び出会う二人は恋に落ち結婚する。しかし、二人の幸せいっぱい生活も・・・☆ どうせ韓国の恋愛ものだろー(たいして韓国映画を観てもいないぶんざいで)などとナメた考えでいたわたしが悪うございました。いやー、どうしてどうして、こんなに優しく切ないLOVEストーリー(純愛映画)を久々に観させていただき、ちょっぴり乙女チックな気分にハマっちまったって感じの私メです。 原作は韓国でベストセラー小説。ストーリーは原作に忠実なのかどうかは分からないけど映画のストーリーはとても良いと思います。それよりなにより、出演者の初々しい演技が高好感度。映像も70年代の日本(アメリカも少し入ってる)の青春映画のような妙に懐かしい感じがしました。わたし個人としては、なんとも言えなくいい気分にさせられた映画です。 主演の二人も良いですね。とくにヒジェ役のチャン・ジニョンの目がいいっすね。 誰かに似てるんだよな〜?? |
||||
|
キネカ大森、池袋シネマ・ロサにて涙あふれるロードショー |
||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督・製 作・脚 本:M.ナイト・シャラマン | ||||
| 出 演:ホアキン・フェニックス、エイドリアン・ブロティ、シガニー・ウイーバー | ||||
| 「シックス・センス」「サイン」のシャラマン監督の最新作。今回の作品も独特の映像感覚で観客を引きつける。 内容を説明してしまうと結末が分かってしまうので、多くを語れないが、ただ一つ言えるのは、この「ヴィレッジ」は、いつもの超自然現象にこだわりを持ったシャラマン作品とひと味違うということ。見えない恐怖。そしてその恐怖が絶妙なサウンド効果でさらに増幅される。(とくに2ケ所、思いきりドキッとさせられるシーンがあった) ただしこの映画は恐怖以上にせつないラブストーリーでもあるのだ。 豪華なキャストも見どころの一つ。 シガニー・ウイーバーさん、ちょっと見ないうちにずいぶん歳とったですね。 |
||||
|
|
||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督:若松孝二 | ||||
| 出 演:伊東美華、佐野史朗、大沢樹生、石橋蓮司 | ||||
| これが若松ワールドなのだろうか。これってピンク映画ではないよね。つまりピンク映画独特の古臭さと安っぽさが漂っている映画という印象。(別にピンク映画を否定しているわけではないのであしからず。) エロ、バイオレンスの巨匠といわれている若松監督だが、今の時代にこのぐらいのエロとバイオレンスで観客が満足するかというと・・・??が残る。たとえば石橋連司が鉄アレイで何度もなぐられて死ぬシーンで顔の形がそのままだし、血があまり出てないのも不自然。佐野史朗が女の子(伊東美華)をいたぶるシーンも過剰な演技だけが目立ちリアルさにかける。佐野は異常な人間を“演じているだけ”に見える。 一番気になったのは主役の女の子のオッパイの形。あれは本物なのだろうか??? |
||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督・脚 本:トミー・ロー | ||||
| 出 演:ティミー・ハン、ライ・ユウ・チョン、上野未来 | ||||
| 大阪のコテコテと香港のドタバタをうまく合体(コラボレート)させた映画、と言いたいところだが、正直言ってえらく中途半端でチープな感じ。低予算で作っているのだろうが、それにしても、この安っぽさは「これってねらいなの?」と思えるほど。 間寛平氏も出ていて、中国語で長セリフをしゃべるシーンがある。最初は「よく覚えたな〜」と感心したけど、どうも寛平氏の視線がクサイのだ。寛平だけに“カンペ”を読んでるんじゃないのかな。(もし間違っていたらごめんなさい。) サモ・ハン・キンポーさんも懐かしかったね。でも、ずいぶん歳とっちゃった感じ。 それにしても、意味あり気に出てきた謎の組織のやつら‥‥ アレはいったいなんだったんだろう?? |
||||
|
|
||||
|
(2004年) |
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督・脚 本・音 楽:ロブ・ゾンビ | ||||
| 出 演:シド・ヘイグ、ビル・モーズリイ、カレン・ブラック | ||||
| これでもかといういうほどの残虐シーンの連続。グロイというかおぞましいというか、スプラッタものの中でも過激度は超A級ランクと言ってもいい。久々に救われない映画を観ちまった、てな感じ。 この手の映画がお好きな方にはたまらない作品かもしれないが、ごくごくノーマルな私メにはちょびっとキツイ。後味もよくない。ケラケラ笑いながら人をいたぶり惨殺するセクシー系の女優やその他の俳優たちの演技が妙にリアル。 監督は「マトリックス」や「ミッション・インポッシブル」のサントラを手掛けたロブ・ゾンビ氏と聞いて、ストーリー以上に期待したのが音楽はまるでインパクトがなく期待外れだった。 |
||||
|
|
||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督・脚 本:クロード・ガニオン | ||||
| 出 演:内藤剛志、奥田瑛二、桃井かおり | ||||
| 生(性)、死、友情がテーマの映画。 出演者たちは台本に書かれたセリフをしゃべるのではなく、与えられたシチュエーションの中で自由に会話を進める。カメラは各々の自然な表情をうまく捕らえている。とくにメインの役者3人(内藤剛志、奥田瑛二、桃井かおり)の劇中のイニシアチブの取り合い(いや、演技のぶつけ合い)はさすが。これは素なのか演技なのか? かなりリアルで見ものといえる。 全体にまったりとしたストーリー展開の中で、ときどきカット数がやたらと多い(アップやカットバックなど)シーンがある。それは、まったりとした流れにメリハリを持たせるという意味でとても効果的な気がする。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 50歳を前にした中年男の健(内藤剛志)は26年前に自分が原因で解散したバンドを一日だけ復活させようと、沖縄に住む昔の仲間の洋介(奥田瑛二)のもとを訪ねる。最初は健の誘いを拒み続ける洋介だったが、突然、医者に末期癌を宣告され、それをきっかけに自分が生きた証を残すためにバンド復活への参加を決意する。そして復活ライブは大成功。洋介は最後の火を燃やし、後は死を待つだけ。健は生(性)への自信と喜びを見つける。物語はそこにもう一人の仲間(桃井かおり)が加わり、男女三人の奇妙な友情ストーリーが展開される。 |
||||
|
(2003年) |
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督:フランソワ・アルマネ | ||||
| 出 演:マチュー・シモネ、セシル・カッセル、オレリアン・ウィイク | ||||
| 主役の男の子(フィリップ)の顔を見た瞬間、「誰かに似てるなあ」と思ったら・・・なるほど、60年代に活躍したフランスの2枚目俳優、ジャック・ペラン氏の息子だったのだ。そう言えば、「ロシフォールの恋人たち」に出てた頃のお父さんによく似ている。もう一人、フィリップに思いをよせるシャロットを演じているセシル・カッセルという女優もフランスの名優ジャン・ピエール・カッセルの娘で人気俳優のヴァンサン・カッセルの異母妹だそうで、フランスの映画界もどこかの国と同じでように親の七光り俳優たちがのさばって、あっ、失敬、活躍していらっしゃるようだ。 さて肝心の映画の中身はというと、舞台は60年代のパリ。お互いに“好き”という素直な気持ちが伝えられない少年と少女。そして二人を取り巻く若者たちの恋愛模様を描いた青春映画。 ソウルミュージックを中心にした60年代のヒットソングがふんだんに使われているのが良い。衣裳も当時のフレンチアイビールックがなかなか決っている。ちなみにラコステのポロシャツを来てる男の子がイケてた。(最近、ラコステがマイブームなもので) ただし、これまでこの手の映画は世界中でたくさん作られているが『アメリカン・グラフィティ』を超える作品にお目にかかったことはない。 |
||||
|
|
||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督:ジョエル・シュマッカー | ||||
| 出 演:ケイト・ブランシェット、ジェラルト・マクソーレン、シアラン・ハインズ | ||||
| アイルランドというとIRA(過激派組織)による爆弾テロ(北アイルランド紛争)がまず頭に浮ぶ。だが一昨年、日韓Wカップでアイルランドの試合を観たときに、サポーターたちが一様に明るくかつ紳士的に応援する姿を目にして「きっと平和な国なんだろうな」というイメージが焼き付いた。ところが、この国では1990年代の半ばまで首都ダブリンを中心にものすごい勢いで麻薬犯罪が蔓延していたという事実をこの映画で初めて知ることになったのだ。当時、麻薬汚染は幼い子供たちにまで広がりをみせていた。その悲惨な状況を目の当たりにしたヴェロニカ・ケリンという1人の女性ジャーナリストが悪の元凶である麻薬組織に敢然と立ち向った。 暴力や脅しに屈しない強い信念を持った女性と家族の前では怯えを隠さないごく普通の女性に戻る、そんな彼女の微妙な心の動きや精神的な葛藤などをこの作品は見事に描いている。 そしてウェロニカを演じたケイト・ブランシェットの演技がこの作品のリアル感をより高めている気がする。 ただ、なぜここまで彼女が麻薬組織と戦わなければならなかったのだろうかと考えさせられた。 アイルランドでは彼女の死をきっかけに麻薬に対する法律が改正されてという。彼女の死が決して無駄にはならなかったということにとても救われた気がする。 故・ヴェロニカ・ゲリンに合掌 |
||||
|
|
||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督・脚 本・製 作:ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン | ||||
| 出 演:トム・ハンクス、イルマ・P・ホール、マーロン・ウエイアンズ | ||||
| たしかトム・ハンクスさんはカリフォルニア出身のはずだけど、今回の“教授”のセリフはベタベタのブリティッシュ・イングリッシュ(たぶん)ですね。さすがオスカー俳優さん。ま、ともかくトム・ハンクス、久々のコメディ映画とあって、本人もかなり楽しみながら“教授”役を演じてらっしゃるとお見うけしました。 ブラックジョーク満載の映画と言いたいところですが、全体にのっぺりした感じでメリハリにも欠ける気がします。アレック・ギネス主演のオリジナル作品『マダムと泥棒』と観比べてみるのもいいかもしれませんね。 総合的にはオシャレにまとまった映画だと思います。ゴスペル調の音楽はかなりいか してました。 |
||||
|
|
||||
|
|
|
|
||
|
|
||||
| 監 督・撮 影・編 集:津田豊滋 | ||||
| 出 演:豊川悦司、和久井映美、野村宏伸 | ||||
| トヨエツの時代劇、それもあの片目片腕の時代劇ヒーロー“丹下佐膳”をとあってかなり期待して観ちゃいました。 丹下佐膳というえば、かつて板東妻三郎、嵐寛寿朗、月形龍之介、大友柳太郎、中村(萬屋)錦之助といった当代きっての大スターが演じた片目片腕の時代劇ヒーロー。不器用でお茶目で人情味に溢れた佐膳独特のキャラをその歴代の方々はそれぞれオリジナルキャラを作り上げて見事に演じてらっしゃった。今回の作品は1935年に作られた山中貞雄監督の同名作品のリメイク版で、佐膳映画としては中村錦之助『丹下佐膳・飛燕居合斬り』以来、38年ぶりの復活という。 さて豊川悦司さんの丹下佐膳はというと、もちろんトヨエツ風味をふんだんに取り入れ大胆に演じてくださっている。彼はかなりコミカルな芝居がお好きなようで、それが画面から伝わってくる。ただし、往年の時代劇スターたちを意識している部分も感じられ、そのデフォルメした演技が、う〜ん、観客にどう伝わるのだろう。それにずいぶん背の高い丹下佐膳でもある。 トヨエツ以外の出演者では、野村宏伸がどうしようもないボンボンの道場主役をなかなか良い味で好演している。 作品全体では江戸時代の粋な下町風情にうまく現代のテーストをミックスさせた色彩もとてもきれいである。 欲を言えばあの名セリフを「性(しぇい)は丹下、名は佐膳(しゃぜん)」と言ってほしかった(*^_^*) |
||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督:カール・フランクリン | ||||
| 出 演:デンゼル・ワシントン、セナ・レイセン、エヴァ・メンデス | ||||
| 自分を殺人容疑者の立場に追い込む不利な証拠をいくつも抱える警察署長のマット(デンゼル・ワシントン)。小細工を繰り返しながらあわや危機一髪というところで難を逃れながら真犯人を探し回る。しかし結末は意外な展開に・・・。その証拠隠しにやっきになるマットの微妙な表情や動きをコミカルな要素をふんだんに取り入れながら演じるデンゼル・ワシントン。さすが2度のオスカーを受賞している俳優の緻密な演技テクニックは見ごたえがある。 それにしても、不倫のしっぺ返しがこんな形でやってくるなんてコワイ、コワ〜イ(@_@;) アクション部分にちょっと物足りなさは感じるが、ハラハラドキドキの連続で、サスペンス&ロマンスものとしてはAランクといえる作品。 同僚の検死官チェイ役(ジョン・ビングスリー)のユーモアタップリで味のある演技 も見もの。 |
||||
|
|
||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督:ザック・スナイダー | ||||
| 出 演:サラ・ポーリー、ウイング・レイムス、シェイク・ウエバー | ||||
| 何かに感染した人間がゾンビと化し、そのゾンビに噛まれた人間からゾンビが生まれる倍々ゲーム。どう考えても現実離れしたホラー映画なのだが、変に説得力がある。なぜならば現実の世の中でも、実際にSERSやBSEといった新種の病原菌が実際に世界中で猛威をふるっているからである。しかもこの作品、これまでのゾンビ系ホラー映画の中ではかなりクオリティが高いと言える。ファーストシーンのインパクトでしっかり観客を引きつけ、その後はテンポよく展開していく。ゾンビものというと、どこか間が抜けてこっけいな作品が多い中でこの作品は少々違う。ストーリーにドラマ的な盛り上がりがふんだんに盛り込まれ、アクションシーンもスケールが大きく迫力満点だ。恐怖シーンの連続の中に観客がホッとするようなユーモラスなシーンもしっかり抑えている。途中若干の中だるみを感じる部分もあるがかなり楽しめる作品。 エンディングロールとエンディングのシーンをオーバーラップさせていく手法も面白い。 映画初監督というザック・スナイダーの今後の作品がとても楽しみだ。 |
||||
|
|
||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督:ナイジェル・コール | ||||
| 出 演:ヘレン・ミレン、ジュリー・ウォルターズ、ペネロープ・ウィルソン | ||||
| ホント、今やどこの国でもおばちゃんのパワーはすごいよね。平凡な日常生活にちょっぴり退屈したおばちゃんたちが巻き起こす大騒動をユーモラスなタッチで描いている。 舞台はイギリスのある小さな片田舎町。婦人会のおばちゃんたちがボランティアの寄付金集めの手段をいろいろ考えている。その中の一人、クリス(ヘレン・ミレン)が突然、奇抜なアイデアを提案する。それは、なんとヌード・カレンダーを制作するというもの。しかも自分たち自らがヌードモデルになるという。最初はためしに500部だけ刷ったカレンダーが意外な大反響を呼び、ついに世界中で30万部のセールスを記録する。あげくの果てに彼女たちはハリウッドにまで招かれるというウソのようなホント(実話)の話し。かなり痛快である。保守的な国というイメージの強いイギリスの御夫人方もやるもんだね〜って感じ。 出演者たち一人一人がこれまた普通のおばちゃんっぽくてリアリティがある(実はみなさ大女優なのだが)。 |
||||
|
|
||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督:オキサイド・バン | ||||
| 出 演:ジョナサン・リース・マイヤーズ、サスキア・リーヴス | ||||
| 3つの別々のストーリーを組み立ててドラマを展開させる試みは面白い。多彩な映像テクニックを披露してくれてはいるが、斬新さ新しさという点ではインパクトに欠ける気がする。若干、しつこいかなって気もした。ウィットというタイ人の少年役を演じたアレクサンダー・レンドルくんの演技がとても光っていた。 なんとも悲しいストーリーだなというのが正直な感想。 |
||||
|
|
||||
|
(2003年) |
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督・脚 本:トマ・ドゥティエール | ||||
| 出 演:ソフィー・ミュズール、フランシス・ルノー | ||||
| ベルギーの田舎町の平凡な一家に、幼い息子の死という突然の悲劇が訪れる。最愛の息子を失ったショックから若い母親は精神的にもおかしくなり、夫との関係もぎくしゃくしてしまう。しかし、母親はある少年との出合いをきっかけに自分を取り戻していく。映像は母親の心の移り変わりと四季の風景の移り変わりをうまく合体させながら美しく流れていく。 まるでドキュメンタリー映画を観てるように自然な映像が演出力のレベルの高さを感じさせる。 |
||||
|
|
||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督:ラッキー・マッキー | ||||
| 出 演:アンジェラ・ベティス、ジェレミー・シスト | ||||
| 幼い頃からずっとコンプレックスをいっぱい抱えた女の子“MAY”はある日、町で見かけた若い男に勝手に恋をする。そして、そこから彼女の狂気の行動が始まる・・・。 これ以上、ストーリーを語ることができない。なぜならば、あまりにも切なく狂気に満ちたストーリーだからだ。後味はあまりよくない。ただ主役のMAYを演じるアンジェラ・ベティスという女優はかなり良い。 この映画は彼女の独り舞台って感じ。これからどんな作品に出てどんな演技を見せてくれるのかとても楽しみだ。バックに流れる音楽も抜群に良かった。 |
||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督・脚 本:ナンシー・メイヤーズ | ||||
| 出 演:ジャック・ニコルソン、ダイアン・キートン、キアヌ・リーヴス | ||||
| 63歳の男と50代半ばを迎えた女のラブストーリー。日本風に言うと老いらくの恋ってやつかな。 若い女好きのプレイボーイ、ハリー(ジャック・ニコルソン)は60歳を過ぎて初めて本当の恋を知る。そう、恋に年齢など関係ない、恋したときが恋愛適齢期なのだ。 ハリーが恋するエリカ(ダイアン・キートン)のことを思って泣くところなんざたまらないね。 どの作品も期待を裏切らせないジャック・ニコルソン。今回はコミカルな演技もたっぷり見せて くれている。キアヌ・リーヴスくんも悪くないけど、ベテラン二人の存在感に圧倒された感じかな。 この映画、日本の男にはちょっとテレ臭いかもしれないけど、ぜひとも世の中高年男性に見てもらいたい作品。きっと「オレだってまだまだイケる!!」って気持ちになれるよ。 ラストシーンでハリーが一瞬振り向くカットがあったけどあれって何か意味があるの? 気になったのは私だけかな。 |
||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督:ピーター&マイケル・スピエリッグ | ||||
| 出 演:フェリシティ・メイソン、ムンゴ・マッコイ | ||||
| 久しぶりの超度級ゾンビ映画。 ゾロゾロ、ウジョウジョどこからともなく湧き出てくるゾンビたち。それに立ち向かうのは冷静沈着な“荒野の用心棒”風の男(ムンゴ・マッケイ)。BGMもどことなマカロニ・ウエスタン風かも・・・。2丁拳銃やドデカイ散弾銃をぶっぱなすガンアクションはなかなかなのだが、いかんせんこの男、顔がイマイチなのだ。やぼったいというか田舎臭いというか、体型もボテッとしていて、クリント・イーストウッドやフランコ・ネロみたいなわけにはいかないのだ。でもそれが逆にコミカルな味となっているような気がする。この映画、ゾンビだけでなくエイリアンやしまいには未知との遭遇ばりのUFOまで登場するというサービス精神の旺盛さには感心させられる。 お約束の脳みそ、ハラワタ、血しぶきのテンコ盛りもいいがちょっとげっぷが・・・。 それにしてもゾンビ映画ってのはどれを観ても笑いが出ちゃうのはなぜだろう? |
||||
|
|
||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督:アーロン・ブレイズ、ボブ・ウォーカー | ||||
| なんと言っても主人公の小熊のコーダのしぐさやおしゃべりがめちゃくちゃか可愛いい。とても心あたたまる映画です。熊にされた少年と小熊との心の触れ合いを通して、われわれが忘れかけている“やさしさ”“絆”“愛”を再確認させてくれる。 人間が熊に姿を変えるという発想もアニメーションならではの技法でうまく表現している。シーンごとにダークな色彩から鮮やかな色へと画面が変化するそのメリハリが素晴らしい。画面のサイズが途中から変わるのも面白い。 オープニングのティナ・ターナーの歌、フィル・コリンズが歌い上げる美しいバラード曲(挿入歌)がこの映画をより感動的なものにしている気がする。 |
||||
|
|
||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督:ジョー・ダンテ | ||||
| 出 演:バックス・バーニー、ダフィー・ダック、ブレンダ・フレイザー | ||||
| ま、とにかく理屈抜きに楽しめる作品であることは確か。 俳優とアニメキャラクターの絶妙な会話や絡み。よくまあこれほど違和感なくアニメと実写をコラボレートさせたものだと感心させられた。撮影は気の遠くなるほど大変な作業だったに違いない。 『サイコ』『007』といった映画のパロディシーンも効果的だ。 悪役(ミスター・チェアマン)のスティーブ・マーティンが相変わらず軽妙な演技を披露してくれている。ただし、テンポはとても良いのだが、目まぐるしすぎて少し疲れる。 個人的には『ロジャー・ラビット』のほうが好きかな。 |
||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督:マシュー・カソビッツ | ||||
| 出 演:ハル・ベリー、ロバート・ダウニーjr | ||||
| 久々に怖〜い映画を観たって感じ。特別にグロイわけでもないし、それほど凄惨なシーンもないのに、何度もドキッとさせられた。カメラ、音楽、SEがじつに効果的に恐怖感をあおっている。物語のキーワードとも言える“NOT
ALONE”の文字もコワイんだよね。 そして、この映画はなぜか身近な感じがするのだ。つまり、もしも自分の身にこんな恐怖が迫ってきたらどうしよう、なんて考えさせられちゃうんだよね。たぶん自分だったら狂ってしまうだろう。 優秀な精神科医ミランダ・グレイ博士ハル・ベリー)はある土砂降りの夜、車で家路へと急ぐ途中、少女の霊に取りつかれてしまう。その瞬間から彼女の地獄のような恐怖体験が始まる・・・。 精神科医から精神病患者へと突然、立場が変わってしまうミランダ。一時は自分を見失いかけ、あきらめかけるミランダ。だが、しだいに自分を取り戻し、そしてそこから彼女の恐怖との戦いが始まる。内面的、外見的に大きく変化していくミランダを見事に演じきっているのがオスカー女優のハル・ベリーだ。彼女、顔はとても魅力的だけどスタイルがイマイチかな? |
||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督:長嶺高丈 | ||||
| 出 演:斉藤志乃、稲原樹莉、石丸謙二郎、鈴木ヒロミツ | ||||
| どんな作品でも必ずどこかにイイところがあるはず・・・う〜ん、だがこの作品はかなり見つけるのが難しい。が、あったあった。唯一(と言い切っていいものか?)、開き直りとも思える石丸謙二郎のブチキレ変態演技がなかなかだった。 劇画の実写版なのだが、とにかく、お色気が中途半端、アクションも中途半端、ドタバタも中途半端。オマケに女優陣のルックスも中途半端ときてる。逆に言えば見事なまでに中途半端道を貫いた作品といっていいかもしれない。 原作者の永井豪先生(出演していたようだ)と言えば、あの名作「ハレンチ学園」「デビルマン」などの原作者。かつてテレビシリーズで世の中にハレンチブームを巻き起こした実写版「ハレンチ学園」。主演の小島みゆきはかなり原作に近いキャラで良かったのだ。あの超度級のチープさ、くだらなさにはとても勝てない。 次回作がすでに出来上がっているということだけど、ぜひ見逃そうっと。 |
||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督:ジョエル・コーエン | ||||
| 出 演:ジョージ・クルーニー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ | ||||
| ジョージ・クルーニーってかなり魅力的な俳優ですね。何がイイって普通の人そうで普通じゃないあの目…やさしい瞳の奥にちょっと狂気が潜んでるんですよ。 さて今回のクルーニーくん(歳下なもんであえて君付けで呼ばせてもらった)の役は離婚訴訟専門の敏腕弁護士。これがまたハマってるんですよ。相手役は今やアメリカを代表する美人女優と呼んでも大げさではないキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。ちなみに彼女はもとマイケル・ダグラスの奥さんだったことは有名な話。しかし、マイケル・ダグラスもなぜこんなイイ女と別れたんだろう??それが不思議でならない・・・というのはちょいと余談ですが、ま、とにかくこの超ビッグなスター2人がガップリ四つに組んだって感じの作品なのです。 ドラマは、お金目的で結婚、離婚を繰り返すマリリン(ゼタ=ジョーンズ)と、彼女に訴えられた夫が雇った弁護士マイルズ(クルーニー)の駆け引き、騙し合いを中心に展開する。何よりも2人の質の高い演技合戦がこの映画のクオリティをさらに高めていますね。最初はダンディな二枚目弁護士がドラマが進むにつれてどんどんコミカルになっていく、この辺のクルーニーの演技もなかなか見ものですよ。 もう一つこの映画の見どころは衣裳。クルーニーはシンプルだが上質といった感じのスーツをさりげなく着こなし、ゼタ=ジョーンズはベルサーチ、フェラガモといったヨーロッパブランドの衣裳をセクシーに着こなしている。個人的に気に入ったのは2人が初めて出会う場面で着ている胸の大きく開いた真っ赤なワンピースですね。これがカッコイイの何のって、まさにアメリカの良い女のにおいプンプンてところですかね。 ドラマチックな盛り上がりにはちょっと欠ける気もしますが、総合的は楽しめる作品と言えるんじゃないっすかね。オープニングロールもかなりシャレてますよ。 |
||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||
| 監 督・脚 本:阪本順治 | ||||
| 出 演:萩原聖人 オダギリジョー | ||||
| 戦争の焼け跡に建ち並ぶバラックや闇市、浮浪者たちの住む地下道などなど、終戦直後の東京の街の風景をよくここまで忠実に再現したものだと感心させられた。楽器や家具など出てくる物のすべてが当時そのまま。特にそうとう数のエキストラが出演しているが、どの人も痩せていて、顔つきから服装まで、まるで当時のドキュメンタリーフイルムを見ていると錯角をしてしまうほどのリアルさだ。この辺のこだわり方に、制作側の思入れの深さをひしひしと感じられた。 とかく外国人俳優(特に白人)が日本の映画に出演すると不調和感、違和感を感じるが、この映画では日、米、英の俳優が映像上もうまく調和している。音楽もかなりきっちりと聞かせてくれるが、萩原聖人が2曲も歌うのはちょっと勘弁して欲しい。せめて1曲くらいなら。 役者では今回、3枚目的な役を演じているオダギリジョーがなかなかいい。 映画全体を通してはクライマックスの盛り上がりにイマイチ欠ける気もする。 |
||||
|
|
|
|
|
|
|
|
||||
| 原 作:田口ランディ | ||||
| 監 督:熊切和嘉 | ||||
| 出 演:加瀬亮 小林明実 | ||||
| たしかに田口ランディ独特の不思議な精神世界をうまく映像化している。 私なりの解釈を言うと、この映画のキーワードの一つに部屋に置かれた鏡の存在がある。鏡にカメラがズームインするとその鏡の中に過去が映しだされる。この試みはなかなか面白い。だが、現代から過去に唐突に変わる場面には少し不自然さを感じた。 主演の加瀬亮くんの体当たりの演技は、とてもリアルで迫力があり好感が持てる。これからが楽しみな役者さんだ。 【ストーリー】 幼いころに失踪した妹の事がトラウマとなり今も苦しみ続けている大学院生の祐一郎(加瀬亮)。祐一郎は宗教に走った母親や奇行を繰り返す弟から逃げるようにSMの女王ナオミ(小林明実)の元へ救いを求めて通い始める。やがて彼女によって苦悩から解放されて行く・・・。 |
||||
|
|
||||
|
|
|
|
|
|